3月27日から本日まで、県政調査に出ておりました。
一日目は、大分市のグリーンスローモビリティの視察を行いました。
高齢化が進み、これまでにもバス路線を持たない地域などにグリスロが導入されたとのこと。
車両は窓なしのオープンなパスタイプのもので、10個あるタイヤすべてにモーターがついています。
客席は11席で、それ以上になると立って乗ります。
私たちは学童クラブの子ども達10名以上と、ご一緒させてもらいました。
運転手は有償で、地元タクシー会社に委託されています。
相模原市緑区若葉台地域においても、グリスロが来年度から本格導入されますが、
①ドライバーが無償ボランティアであること
②ゴルフカート型の車両で、定員以上は乗れない
などの違いがあります。
こうして地域の実情に合わせた運用が図りやすいことも、グリスロの利点であると考えます。
今回の大分市も、相模原市におけるグリスロも、どちらも市の単独事業として予算化されています。
しかし神奈川県においても、広い地域で移動支援の必要性を感じています。
県政として何ができるのか、研究していきます。