相模原市緑区若葉台地区は、電動型小型車である「グリーンスローモビリティ」の、環境省テスト運行モデル地区として選考されています(市内では新磯地区も)。
若葉台地区は高齢化率が58%(市内平均は26%)と高く、またアップダウンの激しい地域であることからも、以前から移動支援、買物支援の要請が出ている地区です。
私も昨年3月の本会議にて移動支援の必要を訴え、城山地区におけるモデル実施については前向きな回答を得ておりました。
本日、本村賢太郎市長が若葉台地区で試乗し、その有用性を確認したとのことです。
私は昨日午後の時間に試乗させていただきました。
昨日の試乗会にも40名ほどの住民が集まり、注目度の高さを確認しました。
同時に普段の生活に困っている人が、これほどまでにいらっしゃるということも伝わってきました。
グリーンスローモビリティは、普通免許を持つ方ならば誰でも公道を運転でき、20キロ未満までしかスピードが出ないように制御されます。
8時間の充電で30km走行でき、運転手の他に6名同乗することができます。
地域ボランティアを中心に、住民相互の助け合いで運行する計画を立てるとのことです。
グリーンスローモビリティを期待する高齢者がいる一方で、運転することをあてにされているのではないかと心配する声も、若い住民から届いています。
継続的に運用できるような仕組みづくりが肝心であり、行政としての支援がどこまでできるのか、知恵を絞っていくことが必要です。
また公道を20キロ未満で走行するので、市民に周知し、寛容な心を醸成することも重要だと考えます。
本日の取組みは、神奈川TVでも取り上げられました。