東日本大震災から12年が経過いたしました。
今なお避難所生活を余儀なくされている方も多く、また消えることのない悲しみに苦しんでいる方もいらっしゃいます。
無念にもお亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げます。
あの日、いつものように地域を駆けずり回っていたあの時、午後2時46分に世界が一転いたしました。
これまで以上にまちの安全を考え、自ら行動したいと決意したあの瞬間を忘れません。
福島県大熊町にいた親戚は、埼玉県での生活にも馴染んでいます。
しかし大好きだった風景は、いつまでも頭から離れないんだと思います。
まちを守る、命と暮らしを守る。
簡単なことではありませんが、この思いは常に頭の片隅においています。
消防団での活動も11年と半年になります。
地元の声に耳を傾け、安全安心のまちを実現する。
災害に強いまちを、自らの行動で引っ張っていく。
あの瞬間は、決して忘れてはいけません。