こどもホスピス視察。

横浜市金沢区にある、『うみとそらのおうち』を視察させていただきました。
ここでは「生命にかかわる病気とともにある子どもときょうだいや家族が、家庭的な環境の中で豊かな時間を過ごし、喜びも悲しみも共に分かち合い支え続ける『こどもホスピス』の運営を目指し、こどもホスピスと小児緩和ケアの普及活動と人材育成を実践します」としています。

小児がんや難病など、生命にかかわる病気(Life-Threatening Conditions=LTC)とともにある子どもは、日本には約2万人いるといわれており、横浜市に約600人、県内に1,000人ほどいるのではないかとのお話でした。

治療と日常生活を両立する中で、一般の施設では医療的サポートが不足していたり、家族の力だけでケアすることは難しいとのこと。
ここではご要望に合わせて花火をしたり、BBQをしたり、日帰りでも宿泊でも、家族だけの時間を過ごすことができます。
開放的な空間、清潔感のあるベッド、大きな浴槽は豊かな時間を過ごすのにぴったりです。

横浜市に土地を無償で借り、県も支援をしています。
さらには地域の皆さんの支えや、ご寄付によって運営されています。
今は横浜と大阪にしかありませんが、全国に広がっていくことを応援したいと思います。

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