今年最後の見守り、宮上小学校。

今日で二学期も終了し、明日から市内小中学校、義務教育学校は冬休みです。
子どもたちのワクワク感を感じたくて、宮上小学校の登校の見守りに伺いました。

市内では旭小学校と宮上小学校の二校だけ、登校班の制度がありません。
その是非については様々なご意見がございますが、児童の安全安心の確保を考えた時、私はそこに課題認識を持っています。
登校班制度を持たない二校が、たまたま隣同士でありますが(たまたまなのか?)、この二校についても特色が違います。

今日は宮上小学校の交通ボランティアさんと共に、三つ目交差点から橋本に上がってくる横断歩道に立ちました。
登校班がないために、児童が登校する時間はバラバラです。
私がいる限り、7時30分から8時15分まで、ボランティアさんが交通整理をしてくださっています。
一方、登校班のある橋本小学校では、ボランティアさんは長くても7時45分から8時の時間でほぼ足りてしまいます。

交通ボランティアさんの時間的拘束のみならず、登校班がないと保護者の意識が通学に向かっていないのではないか、課題認識を持っています。
通学路の安全確保を、交通ボランティアさんと学校側に任せっきりになっていないかと。
交通ボランティアさんも高齢化が進み、80歳を超える大先輩に支えていただいています。

教職員の働き方改革の議論の中で、先生方の業務の範疇についても考えていかなければなりません。
学校の外の見守りや安全安心については、学校がやるの?ボランティアさんにお願いするの?
お世話になっている保護者は、どのように関わっていくの?

それぞれの地域には特色があることを理解しながら、それでも市内では登校班制度が一般的です。
そこには利点があるのでしょう。
今一度、過去の経緯も含めて勉強、研究いたします。

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