移動販売業者の苦悩。

相模原市における移動困難者問題を扱うとともに、いわゆる買い物難民についても議会で扱ってきました。
訪問先での移動販売について、事業者との積極的な交流を市に求めたところです。
本日、橋本商店街にて地元の移動販売車と遭遇。
元々は八百屋さんをなさっていた商店です。
移動販売を求める市民の要望は大きく、この商店さんにもそうした声が集まります。
しかし実際には商店側が移動販売をしたいと思っても、それができない状況になっています。
この商店が品物を仕入れるのは市場です。
しかし市場で仕入れるよりも、スーパーで買った方が安く済んでしまいます。
スーパーは大量に仕入れ、大量に輸送し、大量に消費することができるからです。
移動販売業者がスーパーから仕入れをすることは難しいですよね?!
燃料費の高騰にも大変に苦慮なさっています。
商品にガソリン代を転嫁することはなかなかできません。
さらに昔は近隣に20件あった八百屋も、今は3件しかなく張り合いもないと、、。
利用者(市民)からの要望に目を向けることも大切ですが、移動販売業者も市民です。
両面からの議論の深まりを求めていきたいと思います。
追伸:脈略はございませんが、橋本公園の河津桜は満開を迎えています。
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